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検索結果:1404 件
「フェリシー、ただ今をもって、君との婚約を破棄する!」
「――!!」
ディヴリー伯爵家が主催している夜会の最中。
子爵令嬢のフェリシーは、ディヴリー家の嫡男であり、婚約者でもあるオーギュストから、唐突にそう宣言された。
「オーギュスト様、ご冗談はお控えください。ご来賓の皆様が困惑されているではありませんか」
「もちろん冗談などではないさ! 俺はやっと真実の愛を見付けたんだからな!」
「真実の愛……?」
「今日から俺は、西の魔女、ノエル様に生涯を捧げることを、ここに誓う
!」
「んふふ、イイ子ね、ぼーや」
「「「――!!」」」
その時だった。
まるで影が立体化したみたいに、オーギュストの隣に、どこからともなく一人の女が現れた。
その女は全身を漆黒のドレスで包んでおり、烏の濡れ羽色の髪に、血のように紅い瞳。
そしてその顔は、見ているだけで魂を吸い込まれそうになるほど、美しかった。
彼女こそが西の古城に住む稀代の魔女――通称『西の魔女』、ノエルだった――。
オーギュストはノエルの美貌に誘惑され、フェリシーとの婚約を破棄したのである。
権力・武力・美貌、全てにおいてノエルに及ばないフェリシーは、泣き寝入りするしかなかった……。
そして悪夢のような婚約破棄劇から数ヶ月――。
傷物になったフェリシーには、なかなか次の婚約者は見つからず、このままでは修道院にでも行くしかないかと、半ば諦めていた、その時だった。
「フェ、フェリシー! やっとお前の嫁ぎ先が決まったぞ!」
「――!」
フェリシーの父が、血相を変えて部屋に入って来た。
「……お相手はどなたですか、お父様?」
「……うむ、それがな――あの、ジャン・クストー侯爵閣下なんだ」
「――なっ」
フェリシーの新たな婚約者に立候補したのは、『化け物侯爵』の異名を持つ、ジャン・クストーだった――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-27 21:03:42
17615文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:56pt
総合ポイント:2680pt 評価ポイント:2438pt
とある王国に現れた神子。
本当は教皇のいる皇国へと報告しなければならないが、王国はそれをしなかった。
愛する神子のために教皇が頑張る話。
ざまあっぽいところがあります。
最終更新:2023-10-25 18:38:48
4334文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:35pt
総合ポイント:258pt 評価ポイント:236pt
作:未々山田(まだまだやまだ)
ハイファンタジー
完結済
N7225IL
3年前、姫アイレスを助けたことにより少年ワタルはドラゴンマスターとして王宮に仕えることになる。
そんなある日、ワタルは国王から上位互換の王宮テイマー・スカイの雇用を理由に解雇が言い渡される。
姫や将軍が反対するが国王の考えは変わらずワタルの解雇は決まり、ワタルは帰郷した。
嫌いであるワタルを追い出すことに成功し上機嫌であった国王であったが、代わりに王宮に入ったテイマー・スカイは王までテイムし国を乗っ取ろうとするとんでもない男であった。
♦全21話、完結まで執筆済み。
毎日投稿していきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-22 19:47:06
114514文字
会話率:56%
IN:0pt OUT:38pt
総合ポイント:206pt 評価ポイント:134pt
作:地空月照@Chikaratsukiteru
ヒューマンドラマ
完結済
N8657IL
住田公治は義妹の美花に下着泥棒の疑いをかけられ、家から追い出された挙句に学校でいじめられてしまう。
スマホも壊されて証拠を隠滅され、警察に頼れなくなった公治は、だったらこちらも証拠は残さない、と決意するのだった。
必殺仕事人みたいな、お手軽な娯楽作品を目指して書いた復讐譚です。全14話の中編。
読者の想像に任せて回収しない伏線とかもありますので、深く考えずに読んでください。
※この作品はカクヨムにも投稿されています。文章が多少ブラッシュアップされていますが、展開等
に違いはありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-22 16:40:08
35394文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:74pt
総合ポイント:2386pt 評価ポイント:1904pt
作:軽井広@気弱な令嬢と追放殿下6月発売!
ローファンタジー
連載
N2655HQ
高校生の祝園寺和樹は、幼なじみの婚約者に振られてしまう。
家の事情で婚約したとはいえ、和樹は幼なじみのことが好きだった。だが、幼なじみは、地味で平凡な和樹と自分は釣り合わないのだという。
和樹はショックを受けるが、そこに義妹の観月が現れる。観月は、学年一の美少女で、そして和樹のことが大好きだった。
観月は、和樹の婚約が破棄されたと聞いて、憤りながらも喜ぶ。
「これで、わたしが兄さんと結婚できますね!」
和樹は観月に迫られ、困惑する。だが、観月は和樹にハグしたりキスし
たりと、手段を選ばず積極的に迫る。
「わたしが……兄さんを幸せにするんです」
やがて和樹は、観月の愛情表現に陥落させられてしまい……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-22 16:31:39
94891文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:60pt
総合ポイント:5170pt 評価ポイント:2624pt
作:地空月照@Chikaratsukiteru
ローファンタジー
完結済
N8646IL
子狐のアカネと、少年のヨシアキ。一人と一匹を襲う理不尽な権力と暴力に対し、彼らは余りにも無力だった……
そこに現れた謎の尼僧、その思惑や如何に。
日本昔話やら何やらを思い出したりもしながら作った、お手軽な娯楽作品です。全5話の短編。
※カクヨムで完結している作品です。文章が多少ブラッシュアップされていますが、内容にほとんど違いはありません。
最終更新:2023-10-22 15:58:33
5485文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:522pt 評価ポイント:438pt
作:イルティ=ノア
ハイファンタジー
連載
N3677IL
簡単に説明すると、今作は追放ざまあモノの要素を多分に含んでおります。
苦手な方はご注意ください。
ライア=ドレイクは人類を守るために魔族と戦う兵士だった。
戦争で活躍し英雄とまで呼ばれたライアだったが、あろうことか軍の指揮官である父親の裏切りにより命を落としてしまった。
そんなライアを救ったのは、世界最悪と恐れられる魔族の長──魔王、アリシアであった。
一眼でライアのことを気に入ったアリシアは、ライアを下僕の魔族に転生させることで生き永らえさせた。
アリシアと魂で繋がれ
たライアは、アリシアが生きている限り永遠に生き続けることができる。
自分が生きて復讐を達成するため。何より、ライアのことを溺愛してくれるアリシアを守るため。
ライア=ドレイクは人類を、世界を敵に回す選択を選ぶのであった。
かくして始まるライアとアリシア、そして優しい仲間たちとの幸せな日々。
暇さえあればライアはアリシアとイチャイチャしたり、旅の途中で立ち寄った場所で次々と問題を解決しては、魔族なのに人間から感謝されまくってと、順風満帆な日々。
時には笑い有り、涙有り、バトル有り、無双有り、ざまあ有り? ざまぁは普通にあるね、多分。
そんな感じでこの物語は、ライアたちの騒がしくも楽しい旅の道中を描いた、痛快バトルファンタジーである。
*以下、ぶっ込みたいワードを全部ぶっ込んだだけなんで読み飛ばしOK。
裏切り、追放、ギャグ、ハーレム、スキル、ダンジョン、イチャイチャ、ラブラブ、あまあま、ロリ、巨乳、あれここDLsiteのタグ欄だっけ?、失礼だな、純愛だよ、魔法、魔術、勘違い、無自覚というか無興味、ハッピーエンドだといいな、軍人、配信OK、他サイトにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-16 07:12:14
26617文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:78pt
総合ポイント:26pt 評価ポイント:10pt
※カクヨムにも掲載してます。
「ジュリエット! この場で婚約破棄をさせてもらう!」
この国の第三王子・アルフレッドは学園の卒業パーティーにて侯爵令嬢であり婚約者のジュリエットに婚約破棄を告げる。アルフレッドの隣にはか弱そうな雰囲気を漂わせる男爵令嬢。
だが。婚約破棄を告げられたジュリエットは冷静、そして扇で口を隠し笑みを浮かべたのであった。
最終更新:2023-10-15 12:00:32
1985文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:49pt
総合ポイント:340pt 評価ポイント:318pt
辺境貴族の令嬢として生を受けたユリア・ロクターン。彼女の人生は、両親の死と共に一変する。貴族としての地位を失った彼女は、生き抜くための方法を模索した。そしてたどり着いたのは錬金術師になること。彼女には錬金術の才能があった。
数年後、ユリアは宮廷錬金術師として働いていた。生まれの不幸から周囲に哀れまれ、疎まれながらも懸命に日々を過ごしていた。そんな彼女にも理解者はいる。王子のゼノンだけは、生まれも気にせず彼女に接していた。
ある日事件が起きる。
彼女の研究成果が同僚に奪われて
しまったのだ。
自分一人では解決できないと考えたユリアは王子のゼノンを頼ろうとする。
しかし、彼女は聞いてしまった。
「優しくすれば簡単になんでもしてくれる。本当に都合の良い娘だよ」
「あらあら、酷いお方ですね」
ゼノン王子の本性を。
彼の優しさ、かけた言葉は全て嘘だという真実を。
ついには王子の策略に嵌り、宮廷付きの地位まで剥奪され王宮から追放されてしまう。
途方に暮れていたユリアは、偶然立ち寄った街で彼らと出会う。
国々を渡り歩く『四風の旅団』に。
これは努力を踏みにじられた一人の少女が、本物の絆を紡ぐ物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-14 11:29:40
233292文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:116pt
総合ポイント:66042pt 評価ポイント:37698pt
「どうアルフちゃん、アップルパイは美味しい?」
「はい母上! とっても美味しいです!」
「うふふ、そうよね、アルフちゃんは私の作ったアップルパイが、子どもの頃から大好きだったものね」
「はい! やっぱり母上のアップルパイが一番です!」
「……」
我がアディエルソン家の東屋で開かれている、私の婚約者であるアルフ様との茶会の席。
何故か今日もその場には、アルフ様のお母様であるヴァレニウス夫人が同席しており、そして何故かアルフ様は、私の作ったイチゴタルトではなく、ヴァレニウス
夫人が持参したアップルパイをムシャムシャと食べている。
婚約者がマザコンだという事実に今日も辟易しながらも、何とか未来の妻として、アルフ様を窘めようとする私。
……だが、ヴァレニウス夫人にはそれが気に食わなかったらしい。
「イ、イーリス、た、ただ今をもって、君との婚約を破棄するッ!」
「――!!」
その翌月に開かれた、ヴァレニウス家主催の夜会の最中。
宴もたけなわとなったところで、唐突にアルフ様が私に人差し指を向けながら、震え声でそう宣言した――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-13 21:02:21
6796文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:6036pt 評価ポイント:5590pt
新興国エストライン王国の第一王子として生まれた“ディートリヒ”は、母親の虐待により感情を失くしてしまい、周囲からは“冷害王子”と揶揄されていた。
ディートリヒが十三歳を迎えた頃、一人の少女に出逢う。
それは、フリーデンライヒ侯爵家の令嬢でディートリヒのの婚約者、“マルグリット”だった。
最初はマルグリットを疎ましく思うディートリヒだったが、不器用ながらも尽くす彼女に、ディートリヒは心を許していく。
そんな二人が十七歳を迎えた、その時……国王が崩御した。
国内が
混乱する中、ディートリヒは次の国王に即位すると同時に、マルグリットに婚約破棄を言い渡す。
彼女が、不幸な目に遭わないようにするために。
その後、弟である“オスカー”の策略によりディートリヒは王の座から引きずり降ろされ、死刑となる。
断頭台に立つディートリヒは、今まさにその命を落とそうとする中、罵声を浴びせる群集の中に、必死で祈りを捧げるマルグリットの姿を見つける。
そして、彼女への謝罪と感謝の言葉を呟きながら、ディートリヒはその生涯を終えた。
だが……再び目を開けると、何故かマルグリットと婚約した日に戻っていた。
ディートリヒは誓う。
――今度こそ、彼女を幸せにしてみせると。
これは、死に戻った世界で今度こそ婚約者を幸せにするために奮闘し、やがて賢王と呼ばれた男の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-13 20:00:00
195257文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:98048pt 評価ポイント:62748pt
サウザンクレイン皇国の数ある貴族の一つであるグレンヴィル侯爵家の長男として生まれた“ヒューゴ”には、壮絶な過去……いや、人生があった。
実は、彼は死ぬたびに決まって十四歳の同じ日に戻ってしまうのだ。
しかも、毎回家族の誰かによって殺されて。
それでも、物心ついた頃から家族に愛されたこともない彼は、ひたすらに家族の愛情を求め続けた。家族の一員として認めてもらいたかった。
でも……そんな彼の想いは、六回目の人生の最後の時を迎えてようやく悟る。
家族の愛情など……
所詮は幻想でしかないのだと。
だから彼は誓った。
もし、また同じように十四歳のあの日に戻ることになったのなら、その時は。
――全てをコワシテヤル、と。
そして、ヒューゴは七回目の人生を歩み出す。
今度は、家族への愛情など捨て去ったまま。
そんな壊れてしまったヒューゴは復讐を果たすため、皇室に次いで最も権力を持つウッドストック大公家に自身を身売りした。
その先で出逢ったのは――“怪物”と噂される人間とヴァンパイアの混血の令嬢、“メルトレーザ”だった。
これは、六回の人生で絶望した男が、七回目の人生でついに幸せをつかむ物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-13 20:00:00
530130文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:77pt
総合ポイント:123722pt 評価ポイント:69070pt
殺人事件の通報を受けた冒険者組合の職員ツヅキは、被害者がSランク冒険者であると気づく。
遺体の主は顔見知り、二十歳の冒険者ノーマン・ウェザーランド。
特A冒険者バーバラ嬢と共に捜査を始めるツヅキ。
だが始まったのは、絶対に捜査も推理もしてはいけない事件だった。
「コメディ×ミステリー」
ーー絶対に推理してはならない殺人事件、ここに開幕。
・カクヨムコン8短編部門中間選考通過作品になります。
・長編化候補作品になります。感想評価など応援いただければ嬉しいです。
・ミステリー
風ユーモア小説なので気軽に読める作品になっています。
・カクヨムにも掲載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-11 19:00:00
9775文字
会話率:59%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:42pt 評価ポイント:40pt
とある国で妖精が見える少女は妖精の乙女と呼ばれていた。現在の妖精の乙女であり王子の婚約者であるティナは生まれた時から側にいる妖精のくしゃみによって人生を変えられる。異母妹と王子に断罪されたティナは妖精と獣人と人間が共存するという幻の国を目指す。「尻尾と角の生えた獣人」との出会い。『そなた、ただの人間ではないな』『人間ですけど!?』どうやらティナ自身も知らない事実があった?果たしてティナは無事に幻の国にたどり着けるのだろうか。
最終更新:2023-10-09 21:23:53
151316文字
会話率:73%
IN:0pt OUT:64pt
総合ポイント:410pt 評価ポイント:200pt
作:九十九BARRACUDA
異世界[恋愛]
完結済
N2637IL
婚約者の王子から、卒業パーティーで婚約破棄された辺境伯令嬢、ミシェル・スキンファクシ。彼女は怒りのまま会場を後にして、辺境の田舎に帰る事にした。帰り道、ひょんな事から助けた占い師の少女から、「運命の相手は旧知の仲の人」と占われ……?
婚約破棄された辺境伯令嬢が、故郷で運命の人を見つける物語。ざまぁもあるよ!
最終更新:2023-10-08 18:28:05
28644文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:82pt
総合ポイント:578pt 評価ポイント:430pt
侯爵令嬢オリヴィア・マルティネスの現在の状況を端的に表すならば、絶体絶命と言える。何故なら今は王立学院卒業式の記念パーティの真っ最中。華々しいこの催しの中で、婚約者のシェルドン第三王子殿下に婚約破棄と断罪を言い渡されているからだ。
パン屋で働く苦学生・平民のミナを隣において、シェルドン殿下と側近候補達に断罪される段になって、オリヴィアは先手を打つ。「ミナさん、あなた学院に提出している『就業許可申請書』に書いた勤務内容に偽りがありますわよね?」――
よくある婚約破棄ものです。
※この作品は『カクヨム』『アルファポリス』にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-07 13:35:17
17873文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:98pt
総合ポイント:28570pt 評価ポイント:25340pt
作:たにどおり
ハイファンタジー
完結済
N5359GT
「なぁアルス、お前の能力はもういらないんだ」
「いらないって......、俺のエンチャントはみんなの能力を根本から底上げしてるんだぞ」
「いやだからもうクビなんだよ、言葉わかる? 俺たちもうトップランカーだからさぁ、お前みたいなのがいるとブランドが落ちるんだわ」
「わかった」
リーダーにそう宣告され、アルスは即日でパーティーを去った。
だが、流星のごとくギルド・ランキングトップ5にランクインした『神の矛』は、その日を境に窮地へ陥った。
「な、なんだよこれ......!?
?」
主力のウォーリアーは「パワーが半分も出ない」と叫んで逃げ出す。
ヴィザード職は詠唱時間の大幅な増加に加えゴミのような威力へ劣化。
剣聖と謳われたリーダーのグリードも、愛剣すらほとんど振れない始末だった。
今までアルスの高位エンチャントありきで戦っていた彼らに、これまで通りのことが行えるわけがなかった。
パーティーのランキングがドンドン下がっていく一方で、解放されたアルスはこれまで仲間に与えていたエンチャントを全て自分に使うことで、王国最強の魔導士へと生まれ変わった。
追放者視点にはマーク付けておきます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-04 16:41:42
916689文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:18060pt 評価ポイント:9048pt
「はいアイヴァン様、あーん♡」
「あーん♡」
――!
王宮の裏庭にある東屋。
そこで公爵令嬢のルイーズは、今日も男爵令嬢のエリカとケーキの食べさせ合いっこをしている、婚約者のアイヴァン王太子殿下を見掛けた。
アイヴァンはルイーズが何度釘を刺しても、一向にエリカとの逢瀬をやめようとしない。
いい加減辟易していたルイーズだったが、その時――。
『ククク、よぉルイーズ。今日もイイ感じに、魂が濁ってるじゃねぇか』
「っ!」
頭の中に直接、嫌味ったらしい男の声が響いた
。
この声の主は、自称悪魔のベルゼ。
アイヴァンがエリカと二人で会うようになった辺りから、ルイーズの頭の中にたびたびベルゼからの声が届くようになっていたのだ。
そんなベルゼはルイーズの心の鎖を解放するために、力を貸してくれるという。
半信半疑でベルゼの話を聞いていたルイーズだっだが、試しにベルゼの言う通りアイヴァンとエリカに釘を刺したところ、物理的にも釘が刺さり……!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-29 21:09:05
4403文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:49pt
総合ポイント:3266pt 評価ポイント:3044pt
作:白雪ななか
ハイファンタジー
完結済
N1238GN
日本で死んで異世界に行くことになった塚田敦人。
異世界へ行く前のボーナスとして剣術修行をお願いし1500年鍛えたのだが、行った先はまさかの魔術至上主義の世界。
トットベル家の三男イクスとして転生したものの、トットベル家は魔術の名門であり剣を使えても魔力が無いだけで兄弟からは疎まれ、父からも無能と蔑まれるが才能で評価も状況もひっくり返していきます。
剣を使えば最強。でも将来の夢は薬師か商人。
シリアスよりギャグ寄りな物を目指してます。
※ちょいちょいざまあ展開はあります
が、必ず回収します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-22 20:00:00
342808文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:6pt
総合ポイント:5218pt 評価ポイント:2610pt
殺人事件の通報を受けた冒険者組合の職員ツヅキは、被害者がSランク冒険者であると気づく。
遺体の主は顔見知り、二十歳の冒険者ノーマン・ウェザーランド。
特A冒険者バーバラ嬢と共に捜査を始めるツヅキ。
だが始まったのは、絶対に捜査も推理もしてはいけない事件だった。
・カクヨム等でも公開。
最終更新:2023-09-22 16:00:48
9775文字
会話率:59%
IN:0pt OUT:40pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:6pt
「つり合いって知ってる?お前と俺がつり合うと思ってんの?鏡見たことある?誰がお前みたいなデブスと付き合うか、バーカ!」
放課後。学校一のイケメンと言われる同級生男子に告白した。そしたらボロクソ言われた。
ショックを受けた私は、フッた彼…バカ男を見返すために、綺麗になる努力をして───?
最終更新:2023-09-20 21:21:31
657文字
会話率:18%
IN:0pt OUT:34pt
総合ポイント:306pt 評価ポイント:284pt
※旧タイトル
外れスキル【チート・デバッガー】でお手軽ワンポチ世界改変!~無能だと実家を追放されたけど、コード《世界改変》が発行されたようです。誰もが一目置く超英雄になっても、本人はいまだに無自覚です~
===
この世界では、誰もが女神様から《スキル》を与えられる。
アーヴィン家の次期当主として有用なスキルを手にすることを望まれた僕であったが、実際に手にしたのは【チート・デバッガー】という効果の分からないスキルであった。
「外れスキル持ちなど、アーヴィン家の恥さらしめ
! すぐに出ていけ!」
「その通りだ! 役立たずのアニキの変わりに、俺がこの家を継ぐ。おまえはもう必要ねえんだよ!」
家族に口汚く罵られ、僕(アレス)は実家を追放されることになった。
しかし初めての実戦をきっかけに、外れスキルであるはずのチート・デバッガーは次々と真の力を発揮することとなる。
アイテムの所持数は弄り放題。
スキルも取り放題。
しまいにはワンポチで世界を改変してしまう、文字通り《チート》な能力を手にすることになる。
これは無能と蔑むれて実家を追放された1人の少年が、文字通り圧倒的な《チート》を手にして無自覚に無双する爽快な物語。
※ 他の小説投稿サイトにも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-20 10:00:00
204712文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:26pt
総合ポイント:46060pt 評価ポイント:29294pt
私、シューラス王国で聖女やらせてもらってるアルティアです。
「アルティア! お前との婚約を破棄し、この国から追放する。偽物め!」
しかし、突然の婚約破棄宣言……しかも、婚約者の話では私、偽物の聖女らしいです。結構頑張ってたつもりなんですけどねー……あ、お隣の方が本物ですか。そうですかー……そもそも聖女は女神様に認められれば増えるのですし、偽物って不正をした方ぐらいでしょう?私、不正した覚えもなければどうやって不正するかもよくわからないんですが……
あー、全然聞く
気がないようですね……はぁ、気分転換に美味しそうなデサートを食べたいですね……目の前にあるのにお預けなんてひどいです。あれは、限定商品なんですよっ!
え?婚約破棄だぞ?辛くないのかって?……うーん、特には。だって、婚約者だからって優しくされたこともなければ会えば文句ばかりでは情も湧きませんよね。
無自覚な規格外、マイペースで食いしん坊な聖女が辺境を目指しつつ食べ歩きするおはなし。
無自覚なざまぁはありますが、復讐はないです。むしろ解放されてやったーって感じです。周囲がお仕置きする場合はあります。
※こちらの作品は以前投稿した短編を加筆修正した連載版となります。
※恋愛要素はかなり先になります。
※念のため残酷な描写有りにしています。
※この作品はアルファポリスさま、カクヨムさまにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-19 21:00:00
54540文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:51pt
総合ポイント:160pt 評価ポイント:66pt
王族・貴族・将来有望な庶民と様々な身分の生徒が通う王都ヴェラス学園。
そんなヴェラス学園の高等部には、『王子』と呼ばれている生徒が二人いる。
お祖母様が今わの際に私の手を握って言った言葉を胸に、私はヴェラス学園高等部に入学した。
そして、私はお祖母様に導かれるかのように『人形王子』ことブライアン・クーパー様と出会って恋に落ちたの。
※別サイト(アルファポリスやカクヨム)にも随時掲載予定
※ハッピーエンド(少なくとも主人公は)ではありません
※途中からホラー要素や残酷な描写
が入ります
※誤字脱字報告歓迎折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-18 19:00:00
37806文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:87pt
総合ポイント:448pt 評価ポイント:358pt
おいしい?
よかったわ。あなたがこの世で飲む最後のお茶になるからね。
※番(つがい)を否定する意図はありません。
最終更新:2023-09-18 18:05:12
1671文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:3pt
総合ポイント:10284pt 評価ポイント:9616pt
作:ぶんぶんスクーター
空想科学[SF]
短編
N5936IK
巨大ヒト型兵器、駆動鎧(クロス)による戦闘が当たり前となった世界。
エイシ王国の貴族、モントリヒト家の令嬢であるラナ・モントリヒトは名家ファンタズマ家の伯爵と婚約を結んでいた。
あるとき、ラナは伯爵が隣国のダクソール帝国のスパイであることを知り、それを告発しようとする。
しかし反対に、クラウン・ファンタズマ伯爵はラナを国家転覆の犯人に仕立て上げ、ラナは死刑
ダクソール帝国の侵攻が迫る中、なすすべもないエイシ王国。
―――だがラナの正体は、かつて『例外者(アノマリー)』の異名
で駆動鎧(クロス)を駆った傭兵だったのだ。
死刑執行が迫る中、ラナの決断は―ーー!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-18 14:02:33
6588文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:41pt
総合ポイント:82pt 評価ポイント:76pt
アラサー独身OLの長瀬は、ある日の仕事終わりに、憧れの上司である島田課長に食事に誘われる。
突然の僥倖に舞い上がる長瀬。
しかも食事の最中に、課長から「大事な話がある」と言われ、心臓の高鳴りは最高潮に――!
が、次の瞬間、飲酒運転で暴走したトラックが店内に突っ込んで来て、長瀬は命を落としてしまった――。
かに見えたが、その直後なんと長瀬は『学園に咲く一輪の薔薇』という乙女ゲーの悪役令嬢である、エステルに転生していたのだった。
しかも長瀬と同時に死んだ島田課長も、エステルの婚約
者であるカーティス王子に転生したことが発覚。
このままゲームの通りにシナリオが進めば、エステルの断罪エンドは避けられない。
果たして二人は、ゲームシナリオという絶対的な運命を変えることはできるのか――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-15 21:06:57
8455文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:99pt
総合ポイント:1658pt 評価ポイント:1520pt
「『セイモア男爵家のダレル君』だ」
「ああ、あれが例の······」
また誰かがクスクスと俺を笑っている。それは俺が『聞き上手令嬢』と言われるシンシア・エーメリー嬢に、盛大なる勘違いでやらかした結果、華麗にざまぁされたのが学院中の噂だからだ。父が武勲を受けて男爵家になり三年。まだまだ貴族というものが分からない俺に、新聞サークルのサンディ・アボット嬢が取材に来た。威勢のいい彼女にやらかしの顛末について質問を受けたら、何故か彼女に振り回されるようになり······。
以前書いた
短編『たしかに私は『聞き上手令嬢』ですが、何でも言うことを聞くだなんて誤解ですわよ?』のスピンオフで、やらかした男ダレル君のその後の話です。前作をお読み下さった方が分かりやすいですが、本作だけでもお読み頂けます。
※この作品は『カクヨム』『アルファポリス』にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-13 08:00:00
52913文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:4pt
総合ポイント:2112pt 評価ポイント:1768pt
妹のアルフォネアは姉であるステファニーの物を奪うことが生きがいを感じている。
小さい頃はお気に入りの洋服やぬいぐるみを取られた。
18歳になり婚約者が出来たら、今度は私の婚約者に色目を使ってきた。
でも、ちょっと待って。
アルフォネアが色目を使っているのは、婚約者であるルーンファクト王子の影武者なんだけど……。
アルファポリスにて、先行公開中です。
最終更新:2023-09-11 19:52:55
11370文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:36pt
総合ポイント:120pt 評価ポイント:50pt
作:三月べに(BENI)
異世界[恋愛]
短編
N3309IK
『聖女』のお披露目のパーティーで、『聖女』と紹介されるはずだったが、婚約者の第一王子は撤回して、婚約破棄を言い渡しながら断罪を始めた。
実家で妹を虐げる『聖女候補』らしかぬ言動、同じ『聖女候補』の令嬢への嫌がらせ、その証言がたくさん。
全て捏造の冤罪だったが、ドキドキしながら喜んでいた。
「(待ってましたテンプレー!)」
転生者のローズが、待ち望んだ展開。国外追放されてさっさと勘当も受けて、解放されたのだが――――。
その半年後。
冷酷無慈悲の皇帝にエスコー
トされて、再び断罪されたパーティー会場へと足を踏み入れることになった。
「我が愛する婚約者を貶めた者を断罪する」
美しくも冷たくほくそ笑む彼の膝の上に座らされているローズは、元婚約者に謝罪する。
「報復とか、するつもりなんてなかったんだ、本当だよ。ごめんて」
ホント、ごめんて。
※※※転生ヒロイン視点。溺愛暴君ヒーロー視点。ざまあターン。の三部の2万5000文字超え短編です※※※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-11 06:31:04
25659文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:81pt
総合ポイント:28848pt 評価ポイント:24214pt
作:ハリボテ聖女9/8発情聖女8/4@まえばる蒔乃
異世界[恋愛]
短編
N2853IK
元いじめられっ子フェリシア・ヴィルデイジー男爵令嬢には大親友がいる。凛々しくて賢くて優しくてかっこいい、カイ・コーデリック公爵令嬢だ。彼女は奨学生フェリシアを守るように寮の隣室に住まわせ、礼儀作法から勉強までなんでも世話して大切にしてくれた。
フェリシアはカイが大好きだった。
けれどカイはフェリシアに伝えていなかった秘密があった。
ーー一つはカイが公爵令嬢ではなく、隣国から亡命した王族であること。
ーーそしてもう一つは。カイが令嬢ではなく、隣国第二王子であること。
つまり
、男だったのだ。
◇◇◇
男子だと気づかないまま大親友になって仲良くする無邪気で優しいヒロインと、
ヒロインに絆されて好きになっちゃって秘密を隠しきれなくなるヒーローがプロポーズするまでのラブコメです。
ハッピーエンド。
※先に連載しているこちらの別バージョンです(設定が違います)
https://ncode.syosetu.com/n8138ii/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-10 12:03:36
22674文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:92pt
総合ポイント:6382pt 評価ポイント:5682pt
悪魔のボアは、とある王様に、嫁を連れてきてほしいと願われた。条件に見合う嫁を見つけたわけだが、彼女はぼろぼろになるまで虐げられて尚、友人たちを心配する心清らかな娘だった。ゆえにボアは、彼女が心おきなく王様の花嫁になれるように、虐げてきた奴らを物理でざまあするのである!!
最終更新:2023-09-09 17:00:00
6407文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:59pt
総合ポイント:1330pt 評価ポイント:1162pt
母の再婚の結果、少女ベニエは虐げられる人生を送っていた。ついに真冬、捨てられたベニエの運命を変えたのは、中身のない空っぽのさび付いた鎧だった! 少女はそして、幸せをつかむ! 短編ハッピーエンドかつ、遠巻きざまぁでお送りします!
最終更新:2023-09-09 17:00:00
4937文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:53pt
総合ポイント:800pt 評価ポイント:720pt
これは、すごくおかしい物語。
平民のエリーナをいじめた。
たったそれだけのことで、マリアンヌは婚約破棄を言い渡され、
マリアンヌの友人たちとともに、無人島へと流されてしまう。
しかも、そのいじめは冤罪だという。
マリアンヌたちは冤罪でこの島へと送った王子に復讐を誓い、
島から脱出しようとするが…
ツッコミどころが満載の、おかしな物語。
なぜこういう展開になったのか。
後にマリアンヌは、この世界の衝撃的な真実を知る。
この物語はフィクションです。
最終更新:2023-09-07 00:17:40
14595文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:80pt
総合ポイント:162pt 評価ポイント:132pt
人魚姫の姉と王子の物語。
最終更新:2023-09-05 21:50:34
7151文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:51pt
総合ポイント:78pt 評価ポイント:72pt
作:もえかすのトマト
ハイファンタジー
連載
N5777IH
異世界を救うため王国より召喚された高校生5人組の勇者たち。
彼らは冒険の果てに、ついに魔王城がある直轄領へと入る。
だがそのタイミングで、勇者パーティーの料理番であったスザクは、リーダーであるリュートの策略によって追放されてしまう。
仕方なく王国に帰還したスザクだったが、徹底したリュートの根回しによって無実の罪で流刑地送りに。
流刑地である絶望の森には強力な魔物が多く、戦闘スキルがないスザクが生き延びることは不可能。
死を覚悟した彼だったが、天界より追放された女神シン
シアを助けたところ、スキル【食育】で彼女が大幅レベルアップ!
シンシアに活路を見出したスザクは絶望の森を住みやすい理想郷に開拓していくのだった。
一方、勇者パーティーはスザクがいなくなったことで、未だ魔王城にすら入れていないようで……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-05 14:21:25
44170文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:95pt
総合ポイント:378pt 評価ポイント:186pt
あるパーティーでいきなり婚約破棄を叩きつけられた伯爵令嬢のイモーヌ。彼女は『緑の魔女』と呼ばれるほど作物を豊かに生い茂らせ、実らせる魔法の力を持っています。しかし婚約者はそれが嘘っぱちだと決めつけ、更にイモーヌは金持ちの子爵令嬢リリアナを虐めるような卑しい女だと言い出しました。
※前半はまあまあシリアス。後半はがらっと変わってコメディー中心。ざまぁ(ざまあ)アリのハッピーエンドです。
最終更新:2023-09-04 06:00:00
8923文字
会話率:61%
IN:0pt OUT:55pt
総合ポイント:1988pt 評価ポイント:1800pt
私ヴェリシアは、義母や義姉に売られる形で過酷と評判の庶民聖女になってしまった。
聖女となってからも、私は貴族聖女にいじめられる毎日。
だけどいじめられるたび、なぜか王子様が現れて私を助けてくれて──
私には動物たちの声が聞けるという能力があるのだけど、まさか王子様も同類?!
冷徹プリンスと呼ばれているけど、私にはそうは見えない、優しい人。
いつのまにか私は王子様に惹かれていた。
そんなある日、王子様の婚約者を決める舞踏会の招待状が届く。
着ていく服がないと嘆いていたら、
綺麗なお姉さんが現れて、服も靴も用意してくれた。
準備してくれたのは王子様ですって? なんてこと!
私は舞踏会に出ることができたけど、「服を盗んだ」と令嬢たちに因縁をつけられて──
黙ってやられるだけなんて、思わないで!
これは一生懸命生きる人が報われ、悪さをする人は報いを受ける、勧善懲悪のシンデレラストーリー!
*秋月 忍さんの『サマーシンデレラ企画』参加作品です。
*他サイトにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-03 17:05:34
26857文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:97pt
総合ポイント:13016pt 評価ポイント:11202pt
「……なっ」
「あっ、お姉さま。えへへ、遂にバレちゃったか」
「よぉ、久しぶり、ナディヤ」
実の妹のロミーと、自分の婚約者であるディオンが、ベッドで睦み合っている場面を目撃してしまったナディヤ。
怒りと絶望で震えるナディヤだったが、何より問題だったのは、ロミーが国内でも筆頭の貴族、ブラウンフェルス公爵家の長男、アルベルトと婚約していることだった。
このことがブラウンフェルス家にバレたら、どうなるか……。
そのことをロミーに問い詰めると、「でも、お姉さまならなんとかしてくれると
思って」と無邪気な笑顔で返された。
ロミーは都合が悪くなると、なんでも姉であるナディヤに頼ってくる悪癖があるのだ。
あまりにも最悪な状況にめまいがするナディヤだが、事態は思わぬ方向に転がることとなる――。
なんと王命でロミーの代わりに、ナディヤがアルベルトと結婚することになったのである。
戸惑いながらも迎えた結婚初夜。
寝室に入って来たアルベルトは、真剣な表情で、こう言った――。
「俺は――最早君を愛するしかない!」
「っ!?」
※コラボ作品です。
【原案】砂臥 環
【文】間咲正樹折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-01 21:03:26
11136文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:17268pt 評価ポイント:15686pt
魔女エリスは勇者パーティーをクビになった。
理由は、「勇者におっぱい触らせてやらなかったから」。
セクハラにキレて、派遣元の魔術協会に戻るが、待っていたのは上司の「おっぱい触らせたらよかったじゃないか」という冷たい一言。上司にキレて、エリスは魔術協会をも飛び出してしまう。
二年間の努力を無駄にされ、活躍の場さえも奪われたエリスは酒場でヤケ酒を煽る。
翌朝目を覚ますと、彼女の前に青と金の瞳を持つ半裸の美青年が現れた。
昨日の私、何やった?!
パーティー追放から始まる、
魔女と傭兵の冒険譚。
恋愛とざまあと冒険を3:4:3くらいでブレンドした作品です。カクヨムから完結済み作品をお引越し。すでに最終話まで執筆完了しておりますので、エタりは無しです。
安心してお楽しみください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-31 12:25:45
117973文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:532pt 評価ポイント:352pt
冒険者ギルドの受付嬢アイリスは、仕事でストレスが溜まってゴミ箱を蹴り飛ばした……はずだった。
しかし、彼女の脚は空を切る。
「バカめ、残像だ!」
ゴミ箱は誰もが知る伝説のチートスキルで、彼女の蹴りを回避して後ろへ回り込んだのだ。
そして、伝説のスキルに驚愕したアイリスがゴミ箱へ弟子入りするという、胸あつ展開へ発展する。
これは、しゃべるゴミ箱に弟子入りして、セクハラ職場にざまぁする受付嬢の話。
※作中の胸あつ展開を探してみてね!
最終更新:2023-08-31 12:01:51
10541文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:47pt
総合ポイント:460pt 評価ポイント:420pt
妹のため、冒険者としてお金を稼がなくてはいけない少年――アンリ。
しかし、〈回避〉というハズレスキルしか持っていないのと貧弱すぎるステータスのせいで、冒険者たちに無能と罵られていた。
それでもパーティーに入れてもらうが、ついにはクビを宣告されてしまう。
そんなアンリは絶望の中、ソロでダンジョンに潜る。
そして偶然にも気がついてしまう。
特定の条件下で〈回避〉を使うと、壁をすり抜けることに。
ダンジョンの壁をすり抜ければ、ボスモンスターを倒さずとも報酬を手に入
れられる。
しかも、一度しか手に入らないはずの初回クリア報酬を無限に回収できる――!
壁抜けを利用して、アンリは急速に成長することに!
一方、アンリを無能と虐めてきた連中は巡り巡って最悪の事態に陥る。
※日間総合ランキング1位折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-30 22:11:47
230350文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:64pt
総合ポイント:128982pt 評価ポイント:80058pt
騎竜(きりゅう)の民ヒュンナグの王太子ボルドゥの寵姫(ちょうき)サラーナは、兵たちの忠誠心を試すためというだけの理由で矢の的にされた。
全身に矢を浴びたサラーナは、一族の守り神たる竜神に持たされていた鱗を身代わりの護符として、一命を取り留める。
父王を弑逆し王位を簒奪せんと目論むボルドゥに対し、サラーナと幼馴染ションホルの復讐が幕を開ける。
※本作は、拙作『ベルトラム王国物語』と、場所も時代も全く異なりますが同一の世界観です。
※主人公をはじめ、登場人物たちの倫理観はかな
りぶっ飛んでいますが、この世界、この時代、この地域ではこういうものなのだと受け止めてください。まあこの世界以下略の中でも異常としか言いようのないキャラもいたりしますが(笑)。
※人によっては「寝取られ」と感じられる描写があります。ご注意ください。
※お気付きの方も多いかとは思いますが、匈奴(きょうど)の冒頓(ぼくとつ)単于(ぜんう)の鳴鏑(めいてき)の故事を元ネタに、「これってちょっとひどくね?」と思った作者によるざまぁが炸裂するお話となっております。冒頓(ぼくとつ)ファンの方ごめんなさいm(_ _)m折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-29 22:15:05
63827文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:47pt
総合ポイント:162pt 評価ポイント:124pt
作:モリチカナガ
異世界[恋愛]
完結済
N9012HW
どうやら私はゲームという世界の悪役令嬢らしいの。どんな役割かは耳にタコができるほど、聞かされてきましたわ。バグって登場した侍女のアンナに教え込まれ、我儘お嬢様になるはずだった私は、清く正しく美しく育ちました。でも、ゲームの強制力なるものが働き、私の周りにも変化が起きましたわ。アンナの話は半信半疑でしたが、私はとにかくトラブルを避けました! 結果は、どうなるやらですわね!!
ざまあはないです。設定も緩々ですが、読んでいただけたら幸いです!
最終更新:2023-08-29 00:00:00
36150文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:31pt
総合ポイント:3260pt 評価ポイント:2572pt
作:ましゅぺちーの
異世界[恋愛]
完結済
N1026IJ
リデルはヴォルシュタイン王国の名門貴族ベルクォーツ公爵の血を引いている。
しかし彼女は正妻の子ではなく愛人の子だった。
父は自分に無関心で母は父の寵愛を失ったことで荒れていた。
そんな中、母が亡くなりリデルは父公爵に引き取られ本邸へと行くことになる
そこで出会ったのが父公爵の正妻であり、義母となった公爵夫人シルフィーラだった。
彼女は愛人の子だというのにリデルを冷遇することなく、母の愛というものを教えてくれた。
リデルは虐げられているシルフィーラを守り抜き、幸せにするこ
とを決意する。
しかし本邸にはリデルの他にも父公爵の愛人の子がいて――?
「愛するお義母様を幸せにします!」
愛する義母を守るために奮闘するリデル。そうしているうちに腹違いの兄弟たちの、公爵の愛人だった実母の、そして父公爵の知られざる秘密が次々と明らかになって――!?
ヒロインが愛する義母のために強く逞しい女となり、結果的には皆に愛されるようになる物語です!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-27 23:34:01
107330文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:5980pt 評価ポイント:4218pt
作:フラペチゆうすけ
ハイファンタジー
連載
N2624HE
アレク・サンドーラは伝説の勇者と同じ、最強の雷魔法を使える。
しかし、パーティを組んでいると必ず失敗するぼっち仕様の残念スキルだった。
パーティでは魔法が使えないために追放されたアレクは自分の力を試すため、一人でダンジョンへ向かう。
魔法も駆使してあっさりダンジョン攻略、ついでに居合わせた美少女を助けたアレク。
ギルドへ報告に行くと元パーティメンバーに絡まれるも、返り討ちにする。
そんなアレクに大賢者からある依頼が届いていた。
聖女の修行に協力すれば、パーティでも
魔法が使えるようにしてくれるという。
村へ向かったアレクを待っているのは……?
ざまあ部分は5話になります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-27 19:38:18
140972文字
会話率:58%
IN:0pt OUT:98pt
総合ポイント:212pt 評価ポイント:96pt
とある世界のとある王国。
王立学園にて「真実の愛」の相手である男爵令嬢と出会った王太子は、彼女に危害を加えた侯爵令嬢との婚約を破棄し、同じ志の友人たちとともに元婚約者を断罪し国外追放した。
その後二人はめでたく結ばれ、男爵令嬢は王太子妃となり、国内では王妃に次いで尊い女性となる。
王太子夫妻の間には五人の子供が生まれ、王国の未来は安泰と思われていた。──が、その子供たちの多くが成人を迎える年齢となり、国王夫妻は老齢の域に差し掛かっているにも関わらず、王太子の即位の日取りが決ま
る気配は一向にない。
そんな状況にやきもきする親たちへ、五人の子供たちは思い思いの言葉を遠慮なくぶつけることにしたのだった。
*子供たちそれぞれの独白形式です。
*タイトル通り、逆ハーエンドのその後はどうなったかという話。悪役令嬢はほぼ出ません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-27 18:00:00
3886文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:60pt
総合ポイント:4512pt 評価ポイント:4084pt
作:みこと。@【とばり姫コミカライズ進行中】
異世界[恋愛]
短編
N7705IJ
シエラ・グレイフォルドはれっきとした伯爵令嬢であるにもかかわらず、義母と義姉に虐げられる日々を過ごしていた。
粗末な食事に過酷な労働。ボロを纏って下働きに従事する彼女には、最近、別の悩みがあった。
(血が美味しい。でも、こんな自分は浅ましい)
血への誘惑に必死に耐える中、数年間、隣国に仕事で赴いていた父が帰国するという報せが。そして時同じくして、皇太子殿下の誕生パーティーが開かれる。
貴族家の娘は必ず参加と言われても、義母は嫌がらせをやめる様子はなく──。
もうひとつのシン
デレラ奇譚。
夜に踊れば、血が香る? 闇夜の舞踏会で、シエラが手にする未来とは!?
※秋月忍さま主催「サマーシンデレラ企画」参加作品です。〔残酷描写〕は保険として。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-27 11:11:41
9203文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:92pt
総合ポイント:4062pt 評価ポイント:3710pt
みなさんどうもこんにちは。
『突撃! 隣の婚約破棄』のお時間がやってまいりました。
リポーターのヨネーケです。
本日私が訪れているのは、ここ、ニャッポリート王国でございます。
いやあ、緑が豊かで、本当にいいところですねー。
それでは早速行ってみましょう。
おお、これまた随分ご立派なお屋敷ですねぇ。
さぞかし名のある貴族のお家に違いありませんよ。
おやおや、どうやらお庭でホームパーティーの真っ最中みたいですね。
ちょっと覗いてみましょうか。
「オリヴ
ィア、ただ今をもって、君との婚約を破棄する!」
「そ、そんな!?」
あー、やってるやってる。
案の定婚約破棄が繰り広げられてますよ。
すいませーん、お取込み中失礼します。
「む? なんだ貴様は。どこかで見た顔だな……」
いやー、これは恐縮です。
『突撃! 隣の婚約破棄』、リポーターのヨネーケです。
「き、貴様があの!? ええい、今は忙しいんだ! 帰ってくれ!」
まあまあそう仰らずに。
少しだけお話を伺ったら帰りますから。
「クッ、ほ、本当に少しだけだぞッ!」
へへ、ありがとうございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-25 21:05:52
2412文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:96pt
総合ポイント:1858pt 評価ポイント:1754pt
この作品は、「夏のホラー2023」参加作品です。
フランシスカの夫は、幼馴染の女性と愛人関係にある。しかも姑もまたふたりの関係を公認しているありさまだ。
夫は浮気をやめるどころか、たびたびフランシスカに暴力を振るう。愛人である幼馴染もまた、それを楽しんでいるようだ。
ある日夜会に出かけたフランシスカは、ひとけのない道でひとり置き去りにされてしまう。仕方なく徒歩で屋敷に帰ろうとしたフランシスカは、送り犬と呼ばれる怪異に出会って……。
作者的にはハッピーエンドです。
最終更新:2023-08-24 20:34:24
7819文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:68pt
総合ポイント:4862pt 評価ポイント:4502pt
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